【季節感を求めてコスモス寺へ】　リーガルスタッフ谷口

皆さん、こんにちは。
リーガルスタッフの谷口です。
１０月も半ばになり、秋真っ盛りといった感じで涼しい日々が増えましたね。

さて、そんな秋といえば、食欲の秋といきたいところですが、お腹周りが気になるお年頃の谷口は、
芸術の秋に変更して、奈良県にある般若寺（通称コスモス寺）にコスモス鑑賞に行ってきました。

自宅から車で阪奈道路をひた走り、奈良地方裁判所と奈良県庁を過ぎると、すぐの場所にあります。
日曜日ということもあり、駐車場はほぼ満車でした。
駐車場内を歩く皆さん、手にはとってもお高そうな一眼レフをお持ちです。
一方の谷口は、スマートフォンのカメラのみ(;’∀’)
別にいいんです！
きれいなものは記録ではなく、記憶に残すものなのです( ´艸｀)

ここで少し、般若寺がコスモス寺と呼ばれるようになった経緯を簡単に説明します。
コスモス寺との愛称で親しまれるようになったのは、今から約４０年程前からだそうです。
荒寺状態だった境内で、当時のご住職が境内に一輪のコスモスが咲いているのを見つけたことがきっかけとなり、
「多くの人にコスモスをみてもらい、心を和やかに持って欲しい」という想いのもとコスモスの研究を始められたそうです。
現在では、３０種類で約１５万本のコスモスが植えられており、秋のコスモスシーズンになると花浄土のような景色になります。
それにしても、たった一輪のコスモスを３０種類で１５万本まで増やされたご住職の努力と苦労は相当なものだったと容易に想像がつきますね。

訪れたときは、満開にはまだ遠く５分咲きといった様子でしたが、それでも幻想的かつ心落ち着く景色がそこには広がっていました。
ひとしきり境内を散策して、コスモスを満喫した後は、本堂にあがって参拝させていただきました。
数々の仏像にお線香をお供えしつつ、そっと手を合わせて合掌します。
ふだんは時間に追われる日々ですが、ここでは時の流れがおだやかな気がして、
何とも言えない心地よいひと時を過ごすことができました。

幣事務所に相談に来られる方やご依頼いただいた方は、多種多様なお悩みをお持ちです。
幣事務所に相談に来られる方やご依頼いただいた方、そういった方々すべてのお気持ちが、
少しでも和やかになってもらえる、そんな事務所を目指していけたらと思います。
般若寺のご住職が、荒寺状態だった境内で見つけられた一輪のコスモスのような存在になれるよう、
これからも日々精進していきたいと思います。