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「アナログとデジタルの狭間で」 【行政書士 大串】

こんにちは。

行政書士の大串です。

 

先日,家で酒を飲みながら,何を考えるでもなくぼんやりとしていた時に,ふっと,「アナログ」という単語が頭に浮かびました。

 

それで,連想したのが,LPレコード…

高校生までは,LPレコードを買うのって,ちょっと自慢気な感じでした…(^^♪

高校生の小遣い1か月分が飛びましたが,「LP買ってん(^^)v」ってなもんで,家まで大事に持って帰り,家のオーディオの前に直行ε≡≡ヘ( ´Д`)ノ

(CDと比較するとこれだけ違うんです。)

指紋や傷をつけないように,外側を丁寧に持って,ブラシでゴミなどが付いてないかぬぐい取って,ターンテーブルに丁寧において,トーンアームをレコードの端まで持っていって,リフトダウン。

すぐに,アンプのボリュームを上げて,ダッシュで椅子に座って位のタイミングで,音が鳴り出す!

本当に,儀式でしたね…(^-^;

 

で,大事なLPレコードは,頻繁に触って傷でもつけると音飛びして終わっちゃいますし,何せ儀式なんで,そうそうは聞けない…

ということで,普段自分の部屋で聞く用には,カセットテープに録音して聞いてましたね。

(上からノーマルテープ,クロームテープ,メタルテープと,順に音がよくなりますが,それに合わせて,値段も高くなりましたね…(‘◇’)ゞ)

 

その後,CDが出た時は,そのコンパクトさと簡単さに感動しましたし,スクラッチノイズもなく無音状態からいきなり音が鳴り出すというデジタルの世界の凄さに感動したものでした。

(カセットテープって,CDと比較しても,これだけ小さいんです。)

今や,CDすら買うこともなく,PCやスマートフォンを開けば,色んなライブ映像や音源が手に入る時代になり,昔はどうしても手に入れられなかったようなものまでが,簡単に手に入るようになって,デジタルの世界は進歩も早いし,便利で簡単やなと思います。

逆に,昔はよくあんな手間をかけたりしてたものだなぁと思います…(^-^;

 

ただ,改めて思うと,アナログの世界は手間をかければ(お金もかかりましたが…),その手間に対応した変化がありました。もちろん,劇的な変化もあれば,大した変化がなかったり,逆に悪く変化することもあったり…

 

私がメインで担当させてもらっている相続の仕事っていうのも,同じだよなぁ…なんてことを考えました(無理やり仕事ネタにつなげたやろ!なんてツッコミをしないのが優しさですよ…)。

依頼者の方それぞれに,いろんな思いがあって,単純にYesかNoで割り切れるものではないだけに,依頼者と相手方双方のバランスを考えながらも,依頼者の方にできる限りの満足をしてもらえることを目指す。

単純に0と1では割り切れない0.○○の部分でどこまで依頼者の方に満足していただけるか…

そのために,自分がどれだけ真摯に向き合って,どこまで手間をかけられるのか…

 

もちろん,仕事ですから,ある程度マニュアル的な対応や無駄を省く,それこそデジタル的な発想や処理が必要なことは確かですし,それがなければ仕事としては成り立ちません。

それでも,単純に法律がこうだからこうなるというような紋切り型のデジタルな対応ではなく,相手の気持ちに向き合ってアナログ的発想で柔軟に対応していく,そういう姿勢は忘れないようにしなければ…

 

なんてことを思いながら,次の1本に手が伸びていましたね…(^-^;